12月5日(土)、「第7回 双葉郡ふるさと創造学サミット」を開催しました。
昨年度まではビッグパレットふくしまに一堂に会して開催していましたが、今年度は新型コロナウィルスの影響を考慮してオンライン開催となりました。
オンラインでの開催は初めての試みとなりますが、双葉郡内ではこれまでに授業や教員研修会、ふたば生徒会連合でもオンラインを活用しています。各校でそれぞれ準備を進めながら、いよいよ当日を迎えました。
オープニングセレモニーではふたば生徒会連合が司会進行を担当。参加校が順番に意気込み発表を行いました。
また、開催にあたって文部科学省の田野瀬副大臣、復興庁の横山副大臣からいただいたメッセージを、双葉中学校と葛尾中学校の生徒が代読させていただきました。
各学校のセッションでは、オンラインの特性を生かした資料や動画を使った発表が多く見られました。
また発表後の交流でも多くの質問や感想の発表がありました。
午後からは「ミライ・ふたば~20年後の町・村・学校・自分を想像してみよう!~」のグループ共有が行われました。
「ミライ・ふたば~20年後の町・村・学校・自分を想像してみよう!~」は、20年後のふるさとの町、村、学校、自分を自由に想像して新聞記事スタイルで紙面にまとめ、グループで共有する全体企画です。参加した子どもたちが同じテーマのもと、ふるさとと自分の未来を意識しながら、多様な見方・考え方に触れることをねらいとしています。
小学校、中学校・高校でそれぞれ3~4校のグループに分かれ、自分たちが想像した未来を共有し合いました。
「浪江町の水素 世界的に運用開始」、「富岡ワールドがオープン」、「道路がとう明?大熊の新しい道路」、葛尾に「牧場オリジナルケーキ屋誕生」、「完全ロボットホテル双葉へ来た!!」など、様々な未来のアイデアが生まれました。
<作品の例>
なみえ創成中学校 富岡小学校富岡校
今年は新型コロナウィルスの影響で人に会って話を聞いたり、実際に現場の見学に行ったりすることも大変な状況の中、各校とも工夫をこらして「ふるさと創造学」を進め、その成果をまとめていました。
今年のサミットに参加した皆さん、実際に会うことは出来ませんでしたが、自分たちの学んだことや様々な思いをオンラインで伝えることができたでしょうか。