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双葉郡子供未来会議

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福島県双葉郡教育復興ビジョン推進協議会では、双葉郡のすべての子供と大人が県内外から集まり、双葉郡の教育復興について考え対話する場として、「双葉郡子供未来会議」を開いてきました。 会議と言っても堅苦しくなく、自由で楽しい雰囲気です。いくつかのグループに分かれ、子供と大人(保護者・先生・教育長など)が一緒にテーブルを囲んで双葉郡のこれからの教育や理想の学校をテーマに話し合い、お互いの言葉を大きな1枚の紙に書き留めていきます。最後にグループごとに発表を行って意見交換を行います。 子供たちの声・皆さんの声が、新しい教育づくり・地域づくりに生かされます。 子供会議は今後も開催していきます。ぜひ一緒に、未来を考えましょう。

平成25年度 参加者の声 ※学年は平成25年度当時のものです

木村 元哉くん
福島県立いわき総合高等学校3年
(広野町出身)
 私はこの双葉郡子供未来会議に参加して、改めて教育の大切さを実感し、これからの教育・そして復興に対し考えるようになりました。 私は、この教育復興ビジョンに関わる大人の方々には、我々子供たちが一生懸命考え、実現していただきたいと思っている内容に対し、実際に今実現可能かそうでないかで判断するのも大切ですが、これらの案を実現するにはどうしたら良いのか?と言ったように前向きに検討していただきたいと考えております。 また、これからの子供たちに対しては、このような教育の場所がなぜ必要なのかを教え、常に問題意識と感謝の気持ちを忘れずに文武両道頑張ってほしいです。そして、完成したものの中で生活していく中で、常に上を目指しより良い環境と自分になるためにはどうしたら良いか考えどんなに小さな事でも「Action」を起こし続けて行ってほしいです。
小泉 良空さん
福島県立いわき総合高等学校2年
(大熊町出身)
 私は双葉郡子供未来会議に参加し、様々な立場からの意見を聞くことで「教育」について改めて考えることができました。教育復興ビジョンの検討に関わる大人の方々には、この子供未来会議で出た多くの意見を一つでも多くではなく全てを反映していただきたいです。また、このような意見交換の場をこれからも多く設け、私たちの声を直に聞いてほしいです。震災、原発の影響を受け、双葉郡の学校に通う生徒が年々減少しています。大好きな双葉郡の学校が無くならないよう、中高一貫校という形で力を尽くしていただきたいです。 これからの子供たちには「学校をつくるのは君たち自身」ということを伝えたいです。福島県や双葉郡というと「大変だね」と言われることがこれからもあると思います。その言葉をただ受け入れるのではなく、相手に「うらやましい」と感じさせるような学校にしてほしいです。 双葉郡の教育に関わる人たちの意見をもとに用意された場を十分に活躍してくれると嬉しいです。双葉郡を知っている人にも知らない人にも誇れるような学校にしてください。
猪狩 宙くん
広野町立広野小学校4年
(広野町出身)
 私はこの双葉郡子供未来会議に参加したことにより、自分の意見だけでなく、他の意見を聞くことができ、さらに、その意見をふまえて、自分の意見を見直すということができました。 自分は他の人の意見を聞くことは大切だと思います。聞くことにより、自分の考えをどんどんふくらませることができるのだと思います。そして大人になった時、自分のなりたい夢にきっとなれると思います。 この会議に出て、地域の人、近所の人などと仲良くかかわりあえるといいということがわかりました。人はいざというときにそのことを聞いてくれる仲間、助けてくれる仲間がいないと生きていけません。なので、子供のころから仲間や友達を増やした方がいいと思います。
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