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実施報告

【レポート】第8回双葉郡小学校絆づくり交流会を開催しました!

小学校絆づくり交流会は、ふたばの未来を見据え、8町村の小学生が町村の垣根を越えての仲間づくりと、双葉郡内小学校の教職員同士の交流、情報交換を目的に、毎年夏休みに開催しています。
今年は7月29日(火)に8町村の小学生213名が大熊町立学び舎ゆめの森で、交流活動を行いました。その様子をご紹介します。

 

当日、学び舎ゆめの森に到着した児童たちは、まずはアリーナへ移動。中高生実行委員会が担当する学年のプラカードを持ってアリーナに入ってくる児童を誘導し、学年ごとに整列させます。
「運営に携わりたい」と手を挙げてくれた7名の中高生実行委員が中心となり、プログラムを進めました。

 

  

 

開会式の前に行ったアイスブレイクでは、じゃんけんゲームや、ジェスチャーゲームなど、中高生が考えたレクリエーションを実施し、大いに盛り上がりました。

 

  

 

 

\ 開会式は、中高生実行委員が中心となり、開会宣言。全員で記念写真を撮りました📸 /

 

その後は、1、2年生の低学年グループ、3、4年生の中学年グループ、5、6年生の高学年グループに分かれ、実行委員の先生方が企画した交流活動を行いました。

 

低学年グループは、質問に合ったものを選んで自分と同じ仲間を見つける「まぜまぜゲーム」や、順番に対戦者に挑み8分間の間に最後の人に勝った回数を競う「じゃんけんピラミッド」、音楽が止まったら出会った人とじゃんけんし負けた人が勝った人の後ろにつながる「じゃんけん無限列車」を行いました。

 

「まぜまぜゲーム」で仲間ができた後は体育館の四隅に移動し、簡単な自己紹介を行いました。緊張している様子でしたが、次のゲームに向けて4~5グループに分かれることができました。

 

 

 

「じゃんけんピラミッド」では、スタートラインに並び、順番に対戦者に挑みました。負けた児童は自分の列のスタートラインに戻り再度挑戦することができ、勝った児童は次のラインの先生方にチャレンジします。先生方に挑んでいくことが、児童にとって日常生活であまりない経験で、生き生きとした姿が印象的でした。

 

 

 

「じゃんけん無限列車」では、音楽が流れている間は自由に歩き、音楽が止まったら出会った人とじゃんけんをし、負けた人が勝った人の後ろにつながります。後ろに何人もつながっている状態でじゃんけんに負けた場合は、先頭の負けた人だけが勝った人の後ろにつながり、負けた列の2番目だった人が先頭に変わります。負けても復活できる終わりのない無限列車にみんな時間を忘れて楽しんでいました。

 

 

 

中学年グループは、誕生日が早い順に並ぶ「バースデーチェーン」と「自己紹介」、チーム対抗の「新聞紙タワー」を行いました。

 

バースデーチェーンでは、声を出さずに指で数字を作ったり、ジェスチャーで表現したり、非言語コミュニケーションだけで誕生日が早い順に並ぶというものです。答え合わせでは何人か前後してしまったところもありましたが、大成功となりました。その後、誕生日が早い順に名前と好きなことを紹介しました。初対面で緊張している様子でしたが自己紹介をとおして仲間意識が芽生えていました。

 

 

 

新聞紙タワーでは、AチームとBチームに分かれ、新聞紙と養生テープを使用して高いタワー作りにチャレンジ。
それぞれが創意工夫をし、協力し合いながら取り組むことができました。

 

  

 

高学年グループは、「新聞紙じゃんけん」と「国際理解出前講座」を行いました。

 

新聞紙じゃんけんでは新聞紙の上に立ち、班のメンバーとじゃんけんを行い、勝ったら新聞紙はそのまま、あいこは1回折り、負けたら2回折り、新聞紙に乗っていられるまで続けます。短い時間でしたが、班のメンバー同士で楽しく交流することができました。

 

 

 

国際理解出前講座では、福島県国際課の協力のもと、国際交流員 楊 曄さんをお招きし、中国の文化について学びました。

中国の言葉を学び、チーム対抗のどうぶつビンゴや豆分けゲームの活動を通して、班以外の児童と会話をしたり楽しむ様子が見られました。ゲームの参加賞として楊さんからシールの配布があり、子供たちはとても嬉しそうでした。

 

 

 

交流活動終了後には、仲良くなったお友達と一緒にお弁当を食べることで更に交流を深めました。

閉会式では、児童たちから「楽しかった」「新しいお友達ができた」など、たくさんの感想がきかれました。

 

   

 

短い時間でしたが、参加した児童にとって夏休みの思い出の一つになったと思います。
また、今年も中学生・高校生の先輩方がしっかりと小学生の活動をサポートしており、大活躍でした。

 

来年も、参加した子どもたちが町村の垣根を超えて素敵な交流ができることを願います。

 
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