必修化も検討されているプログラミング。その仕組みを楽しく学ぼうという米国発の取組「Hour of Code(アワーオブコード)」が5月20日、技術家庭科の授業の一環として双葉町立双葉中学校で行われました。
講師を務めてくださったのは、マーケティング・オートメーション分野のトップの日本法人株式会社マルケトのアカウントエグゼクティブ弘中丈巳さんと、「Hour of Code」の取組を日本で進める一般社団法人みんなのコードの佐藤泰平さん。
始めの1時間で、コンピューターがもたらした生活の変化や、その仕組みをおさらいした上で、プログラミングとは何かを学ぶ座学。自動販売機や信号、洗濯機など、身のまわりの多くのサービスや商品にプログラミングが使われていることを確認しました。
プログラミングでロボットを動かすデモンストレーションも披露いただきました。プログラミングを構成するCodeは、英語の単語や記号からなっていることがわかります。
次の時間では、「Hour of Code」のオンライン教材を使い、実際にプログラミングを体験。
「前に進む」「右に曲がる」などCodeの役割を果たすブロックをつなげ、キャラクターを思うように動かすためのプログラムを組み、指示を出していきます。ゲーム感覚で楽しみながらプログラミングの仕組みを学べるため、集中して取り組んでいました。
使う側からつくる側へ。誰もが創造に参加できる、そんな未来を感じる授業でした。