12月12日、郡山市立中央公民館において、双葉郡内の全小中高校による「第2回ふるさと創造学サミット」を行いました。
「ふるさと創造学」は、アクティブ・ラーニングを通し、子供たち一人ひとりの、そして地域の未来につながる学びを進める双葉郡の教育活動。サミットはその取組成果を子供たちが互いに共有し地域へ発信する場です。2年目を迎えた今年は、郡内6つの高校も参加して町村ごとのブースに分かれ、ポスターセッション形式での展示・発表に挑戦しました。
設営準備は朝9時前から。双葉郡未来会議の皆さんや福島大学人間発達文化学類の学生さんがサポートくださいました。
オープニングセレモニーの司会役は、浪江・双葉・双葉翔陽・富岡・ふたば未来の高校生5人。会場の笑いも取りつつ、堂々と務めてくれました。
コマーシャルタイムでそれぞれの展示・発表内容を紹介。スライドショーや映像、手作り資料を用いたり、劇仕立てのプレゼンや実演をしたりして会場全体にPRしました。
会場には、約230人の子供たちと150人の先生、当日お越し下さった保護者・地域の方々をあわせ、500人近くが集まりました。各町村ブースは発表・展示を見に集まった人でいっぱい。
発表内容に合わせた仮装、来場者に意見を求めたり感想を書いてもらったりする参加型、映像を駆使したプレゼンなど、どの学校も聞き手を考え工夫した展示・発表で、飽きさせません。
他の学校の発表熱心に聞いています。呼び込みも必死。パンフレットやシールを配った学校もありました。
会場には、来場者に参加・交流いただくしかけが。こちらの黒いシートには、感想やメッセージを自由に書いて貼ってもらいました。
みんなが書きあっているのは、サミットサインブック。会場のあちこちで、出会った人に「サインください」と声をかけあう姿が。
各学校の先生方、児童生徒の皆さんお疲れさまでした!ご来場いただいた皆さま、誠にありがとうございました。今後の各校の取組にぜひご期待ください。
■主催:双葉郡教育復興ビジョン推進協議会/企画運営:ふるさと創造学サミット実行委員会
■参加学校:浪江・津島小、浪江中、浪江高・浪江津島校/葛尾小、葛尾中/双葉南・北小、双葉中、双葉高
大野・熊町小、大熊中、双葉翔陽高/川内小、川内中/富岡第一・第二小、富岡第一・第二中、
富岡高/楢葉南・北小、楢葉中/広野小、広野中、ふたば未来学園高
■Special Thanks:双葉郡未来会議、福島大学人間発達文化学類、富岡高校桜風寮の皆さま