双葉郡では、 平成27年に双葉郡地域学校協働本部を立ち上げ、8町村が連携しながら学校と地域の人々や企業・団体をつなぎ、子どもたちの学びの場を広げています。
今回はなみえ創成小学校の活動をご紹介します。
なみえ創成小学校の子どもたちは、福島ユナイテッドFCのコーチの指導により、かけっこ、サッカー等の運動を放課後活動で定期的に行っています。
今回は1年生から6年生まで10人が参加、Jヴィレッジの広い芝生の上での活動です。
活動の前に、Jヴィレッジの方が施設のお話をしてくれました。震災後しばらくの間サッカー場は、福島第一原発事故の対応拠点の駐車場として使われていたこと、そして2年前に再オープンして、多くの選手が訪れ、またサッカーができるようになったことなど。子どもたちは、動画も見ながら、Jヴィレッジの足跡を振り返りました。
広すぎる芝生のグランドに最初はとまどい気味だった子どもたちも、「はだしになって走ろう」というコーチの声かかると、みんなが駆け出して、青空の下で思い切り体を動かしました。
ボールが体にあたって痛い思いをしたり、小さなけんかもあったけど、最後には、元気にコーチにお礼の挨拶をして終わりました。