【令和6年度ふるさと創造学教員研修会】
日 時: 令和6年5月31日(金)13:30~16:30
会 場: 大熊町立学び舎ゆめの森(〒979-1306 双葉郡大熊町大川原南平2019-1)
講 演: 「主体的・対話的で深い学びと探究」
講師 田村 学 氏(文部科学省初等中等教育局主任視学官)
対 象: 双葉郡内小学校・中学校・高等学校の教職員等
実施主体: 主催 福島県双葉郡教育復興ビジョン推進協議会
共催 公益財団法人 福島イノベーション・コースト構想推進機構
後援 福島県教育委員会
-「ふるさと創造学教員研修会」は、双葉郡8町村が連携して進める「ふるさと創造学」の更なる充実、発展をねらいとする教員研修会です-
今年度は、大熊町立学び舎ゆめの森での開催となり、双葉郡内の教職員、関係者に加えて、郡外の教職員を含め90名以上が参加しました。
まず始めに、堀本晋一郎教育長(川内町)より開会のご挨拶をいただき、その後、「ふるさと創造学の創設と総合的な学習の時間の意義について」と題し、大熊町立学び舎ゆめの森 南郷市兵校長より、東日本大震災後に双葉郡でふるさと創造学が始まった経緯、どんな資質や能力を育てることがねらいか、未来に向けてどんなことが求められているのか等のお話がありました。
続けて、代表校3校による各校のふるさと創造学取組の紹介があり、他校の取組を知る機会となりました。
①浪江町立なみえ創成小学校 横山浩志校長・和泉優衣先生
②大熊町立学び舎ゆめの森 柴田理臣先生
③福島県立ふたば未来学園中学校・高等学校 對馬俊晴副校長
そして、文部科学省初等中等教育局主任視学官の田村学氏より「主体的・対話的で深い学びと探究」と題して、総合的な学習の価値や成果、知識・技能をつなげる(関連付ける)重要性、カリキュラム・マネジメント等についてご講演をいただきました。
最後は、「各校のふるさと創造学の深化に向けて」というテーマの教員対話の時間とし、教員同士の活発な意見交換が行われました。
参加した教職員、関係者からは 「改めて探究学習の進め方について考えるきっかけになった」
「子ども達の、“知りたい” “学びたい” という思いをつなぎ、地域の課題を解決しようとする意欲を高めていくことが
大切だと感じた」などの感想が得られました。
本研修会が、今年度の各校のふるさと創造学の取組の更なる充実、発展につながることを願います。