2月15日、京都造形芸術大学副学長の本間正人先生を講師に迎え、「子どもの力を引き出すファシリテーション」と題してご講演いただきました。
本間先生は、教育学を超える「学習学」を提唱しており、日本のコーチングの第一人者でもおられます。
講演では、コーチングの理念やフェイス・トゥ・フェイスでのコミュニケーションの大切さについてお話しいただきました。
終始、聞く人を飽きさせずに引き込んでいく本間先生のトークには感服しました。
また講演のなかにペアワークなどの活動が多く取り入れられていたことで、先生方も主体的かつ楽しく参加されている様子でした。
【感じたこと、考えたことをシェア】
【ペアワーク:ヒーロー・インタビュー】
【ペアワーク:ブラインド・ウォーク】
人生は、仕事、人間関係、家庭生活、子育てなど、学びの連続である。
誰もが「最新学習歴」を更新する社会とし、学校は学び続ける力の基礎をつくる場であるべき。
子どもたちに、良き学習者としてのお手本になってほしい。
教師が「教える」、子どもが「教わる」という関係性ではなく、学習の基本は子ども自らが発意して行うものであるという考え方は、アクティブ・ラーニングの進めるうえでとても重要な観点です。
そして、学びとは学校教育のなかだけで完結するものではなく、すべてに共通し、常に存在し続けるものであること。コーチングについてのお話は、特に印象に残りました。
これからも、アクティブ・ラーナーを育てるため、そして教職員自らがアクティブ・ラーナーになれるよう、8町村連携して取り組みを進めていきます。