4月21日、双葉郡の先生方約40名が集まり「ふるさと創造学」教員研修会が行われました。平成26年度にスタートした双葉郡内学校共通の取組「ふるさと創造学」も、今年で3年目を迎えます。今回はその学びの質をさらに高めるにはをテーマに、指導計画のブラッシュアップを講義とワークショップを通じて考えました。
講師は、文部科学省視学官の田村学先生。全国を飛び回って指導・講義をされる合間を縫って、お越しいただきました。
教材研究をテーマに行われたワークショップでは、子どもたちにとっての価値のある材(教材・題材)は何か?どんな視点で選ぶか?をグループに分かれて議論。食べものや風習、働く人びとの姿など。地域の人びとの暮らしに息づいてきたものごとと、そこにある思い。地域に転がる素材は先生たちの手にかかると、授業をかたちつくる材になっていきます。
今年はそれぞれの学校で、どんな活動が行われ、どんな学びが生まれるのでしょうか。学びのプロセスや成果は、12月3日に行われるふるさと創造学サミットで、地域の皆さんに発信される予定です。お楽しみに。