2011年3月11日の東日本大震災及び福島第一原子力発電所の事故以前、双葉郡には17の小学校、11の中学校、5校の県立高校と1つの特別支援学校がありました。震災後、各校はそれぞれの避難先で学校生活を再開しました。10年を経て、それぞれの町村に戻って再開した学校もあれば、未だ避難先の地域に残る学校もあります。状況は各町村で異なりますが、それぞれ、日々の学びや活動に活発に取り組みながら、町村や世代の垣根を越えてつながって、子ども達の未来を切り拓く力を育んでいます。
双葉郡の町村立の小中学校に通う児童・生徒は、震災前の15%程度。その他の子どもたちはそれぞれ福島県内外の避難先の学校に就学しています。少しずつですが、児童・生徒数が増加傾向になtっている町村もあります。(グラフ:町村立学校の児童・生徒数の推移)