【第13回教職員による双葉郡子供未来会議】
日 時:2026年2月3日(火) 13:00~16:10
会 場:浪江町防災交流センター
(〒979-1506 福島県双葉郡浪江町室原八龍内22-1)
講 師:千葉 偉才也 先生
(国立大学法人福島大学 教育推進機構 高等教育企画室 特任准教授)
プログラム: 1)開会挨拶・講話「震災の記憶と双葉郡教育復興ビジョン」 講師:堀本 晋一郎 川内村教育長
2)「うちの探究」共有タイム ~校種を越えて実践を語り合おう~
3)探究サイクル実践ワーク「まわって、まわして、問いが変わる」 講師:千葉 偉才也 特任准教授
4)閉会挨拶 堀本 晋一郎 川内村教育長
当協議会主催の教員研修会は、年度初めの「ふるさと創造学教員研修会」、年度後半の「教職員による双葉郡子供未来会議」の年に2回、双葉郡内の学校の教職員・関係者等を対象に実施しています。
本会は、東日本大震災からの双葉郡の教育の歩みを再確認し、専門的助言を踏まえながら、町村・校種を越えたふるさと創造学の実践を相互に共有し、自校のより良い「ふるさと創造学」の実現を考えるワークショップで、教職員同士がより気軽に、自由に意見を交わすことができる場を目指しています。
はじめに、川内村教育委員会 堀本晋一郎 教育長より開会のご挨拶をいただき、「震災の記憶と双葉郡教育復興ビジョン」と題して、東日本大震災当時の町や学校の様子、避難に至るまでの経緯や学校での初動対応、避難生活の中で生徒や教職員が直面したさまざまな困難について、実体験に基き、当時の写真を交えながらご講話いただきました。
また、なぜ「双葉郡教育復興ビジョン」が策定されたのか、そして、なぜ双葉郡8町村が連携した取組が必要なのかご説明をいただき、双葉郡の教育のこれまでとこれからを改めて学ぶ貴重な機会となりました。


その後は、「うちの探究」共有タイム ~校種を越えて実践を語り合おう~ の実践共有を行いました。
毎年11月~12月に開催している「ふるさと創造学サミット」では、各校の子どもたち自身が自分たちの学びを共有・対話をし、他校の実践に触れる機会となっていますが、教職員同士は互いに各校の実践について深く知る機会がありません。
この場では、毎年各校からご提供いただいている「ふるさと創造学実践事例集」をもとに、他校の教職員・関係者各位と自校の実践を語り合う時間です。
各校にて日々ふるさと創造学に取り組む中で感じている課題や、日常で成果を感じた瞬間、今後に向けたアイディア等、実践を共有し合うことで、今後の各校のふるさと創造学の充実につながる、有意義な時間となりました。


次は、探究サイクル実践ワークの時間です。
福島大学 千葉 偉才也 特任准教授より、「まわって、まわして、問いが変わる」をテーマに、探究サイクルの捉え方や、探究サイクルを複数回まわすことの意義・重要性についてお話をいただきました。
その後、「よい探究学習とはどのような学習なのか?」をお題にグループワークを行いました。



参加した教職員からは、「先生方と対話しながら“問い”を変化させていき深めていくサイクルをくり返し行った経験をとおして、子どもたちにもこの経験をくり返し体験させていきたいと感じた」、「子どもたちの探究の時間も同様で、次の問い(目標や課題)を探しながら探究のスパイラルを回していく視点が必要だと感じた」「教員がどれほど地域を知り、地域で活動しているのかを自らに問いかけてみることも意義があるのではないかと考えた」等の感想が寄せられ、新たな視点を得るとともに、学びの多い時間となりました。
子どもたちの学びをより一層充実させたいという、教職員・関係者各位の強い思いを感じられる会となりました。