リンク English

協議会の活動

第12回双葉地区中高連携協議会を開催しました

【第12回双葉地区中高連携協議会】

日時:2025年12月8日(月)13:30~15:30

場所:広野町文化交流施設 ひろの未来館
   〒979-0403 福島県双葉郡広野町下浅見川字築地73番地1

会議議事: 1. 開会あいさつ
      2. 双葉地区中高連携の意義や活動のねらいについて
      3. 議事
       1)ふるさと創造学サミットについて
       2)中高生交流会について
       3)ふたば生徒会連合の活動について
       4)その他の連携・交流について
       5)来年度の双葉地区中高連携協議会開催について
       6)その他
      4. 閉会あいさつ

 

ー「双葉地区中高連携協議会」は、福島県双葉郡教育復興ビジョンの方針に基づき、双葉郡内町村立中学校と福島県立ふたば未来学園中学校・高等学校の連携を通して、双葉郡の地域としての一体感を高め、人間を最優先にした価値観のもと課題に向けて主体的・協働的に取り組むことのできる人材を育成することを目的としていますー

 

 

 

今年度の双葉地区中高連携協議会は、12月8日(月)にひろの未来館で開催しました。

 

はじめに、楢葉町教育委員会の早川良一教育長より開会のご挨拶をいただき、続けて、放送大学福島学習センターの中田スウラ所長より、「双葉地区中高連携の意義や活動のねらいについて」と題して、震災から15年という節目にあたり、双葉郡が歩んできた教育復興の歩みを省察し、その使命を次世代へつなぐ重要性についてお話がありました。

特に、双葉郡が全国に先駆けて実践してきた「ふるさと創造学」の核心は徹底した「対話」にあり、先行き不透明なVUCA時代において、この探究的な学びを地域全体で支える双葉郡教育復興ビジョンの「三位一体の重層的なシステム」こそが極めて貴重な価値を持つと強調されました。また、ふたば未来学園を中枢に、小中高生が交じり合い対話する中で、子どもたちが自らの将来像を体感できる仕組みを今後も磨き続けてほしいと、本協議会の役割への期待が述べられました。

 

その後は、「ふるさと創造学サミット」、「中高生交流会」、「ふたば生徒会連合の活動」について、振り返りと次年度へ向けた意見交換を行いました。

 

ふるさと創造学サミットについては、「他校の児童生徒と積極的に交流する姿が見られ、これまでの活動の蓄積を感じた」「頑張って話す小学生と小学生をリードする中学生、それぞれの成長を感じた」などの感想が、中高生交流会については、「プログラム構成を調整したことにより、他校の生徒との交流ができたと感じた生徒が昨年度より大幅に増えた」「(キャパの制限により)参加者数を制限することが心苦しかった」などの感想が寄せられました。

ふたば生徒会連合の活動については、「昨年度の反省を活かしつつ今の子どもたちのやりたいことをベースにやれたのが良かった」「以前は単発的に見えた生徒会連合の活動が、年間を通じたものになり、中学生の中に「自分たちがリードしなければ」という強い自覚が芽生えている」などの感想の共有がなされました。

 

継続した課題としては、「新しく双葉郡に入ってこられた先生方に双葉郡の取組の意義やねらいを理解してもらうことが重要」、「子どもたちの学びの選択肢を増やしていくために、教員は探究的な学びはなにかを継続して研修する必要がある」などが挙げられました。

 

本会が、今後の各取組の更なる充実、発展に繋がっていくよう、事務局としてもサポートして参ります!

 

 

 

 

 
TOP
error: Content is protected !!