今年も8月1日(木)にふたば未来学園中学校・高等学校にて、
双葉郡中高生交流会「FUTABA 1 DAY SUMMER SCHOOL」を開催しました!
例年どおり、「ふたばの教育復興応援団」の秋元康氏にご協力をいただき、
今年度は、8名の著名な方々を講師としてお迎えすることができました。
そして、普段では体験できない魅力ある6つのクラスを開講し、316名の中高生が参加しました。
・ 開校式
ふたば生徒会連合の司会進行の下、開校式が始まりました。
開校式にオンラインで参加された秋元康さんから、「2024年8月1日の今日を20年、30年後に思い出し、あの時こんなことを言ってもらえたから、こんなことを体験できたから今の自分があるんだと、何かのきっかけにして欲しいと思う」と生徒へ向けて心に残るようなお言葉をいただきました。
その後、ふたば生徒会連合による開会宣言が行われ、
講師と参加生徒全員で集合写真を撮影し、各クラスへ移動しました。
A組 「未来のウェブクリエイター: 生成AIで夢のサイトを創ろう!」
講師:大塚敏之さん(株式会社GALLUSYS 代表取締役社長)
A組は、大塚先生より生成AIやそれを取り巻く技術等についてのレクチャーを受けた後、
ChatGPTを活用して、各班ごとにゲーム制作を行いました。
参加した生徒には、課題に対して段階を踏まえながら議論し、少しずつ問題点を修正しようとする姿が見られました。
そういった課題解決に向かって思考する子どもたちの姿は、講師の先生方より高い評価をいただきました。
B組 「あの名曲をみんなで踊ろう!」
講師:橘 ケンチさん(EXILE/EXILE THE SECONDパフォーマー)
中務 裕太さん(GENERATIONS from EXILE TRIBE パフォーマー)
B組では、橘ケンチ先生、中務裕太先生と、100名近い生徒が一緒に
YMCAやChoo Choo TRAINのダンスにチャレンジしました。
参加生徒は熱心にダンスに取り組み、講師の方々のお話にもしっかりと耳を傾けていました。
全員で踊ったChoo Choo TRAINは、参加した生徒同士の絆を深めるきっかけとなりました。
C組 「食の力を感じよう」
講師:平子良太さん(I’m donut ? オーナーシェフ)
C組は、毎日1万個以上売れる「I’m donut ?」オーナーシェフの平子先生から、
これまでの人生や取り組み、これからの計画等のお話を伺いました。
実際の体験に基づくお話で、そのこだわりや手際の良さ、職人としての厳しさに触れ、
生徒たちは驚きながらも興味を持ってしっかりと話を聞いていました。
その後、生ドーナツ作りと試食を行いました。
試食した生徒全員は、そのおいしさや初めての食感に感動している様子が見られ、
生徒の誰もが笑顔になったクラスになりました。
D組 「しゃべり下手大集合!」
講師:古舘伊知郎さん(フリーアナウンサー)
D組の古舘先生からは、しゃべり下手からアナウンサーになったきっかけや
言葉の持つ力など、豊富な知識で様々なお話をしていただきました。
参加生徒は、古舘さんの「しゃべり」に引き込まれ「哲学対話みたいで、ずっと考えてた。楽しかった」と
感想を述べる生徒もおり、豊かな発想を育む、有意義な時間となりました。
E組 「2.5次元ミュージカルを“体験”しよう!」
講師:松田 誠さん(株式会社ネルケプランニング ファウンダー)
植木 豪さん(演出家)
E組は、マンガやアニメが原作の2.5次元舞台・ミュージカル作品を“観る”ではなく“体験”しよう!
のコンセプトのもと、プロジェクションマッピング体験や、台本読み体験をしました。
その後の質疑応答では、「ブレイクダンスをやっていて大変だったエピソードは?」、
「演劇に関わる仕事をしていて、やっていてよかったと思う出来事は?」等、
生徒から松田先生、植木先生に様々な質問が出ていました。
非日常的な体験を楽しんだ生徒からは、「子どもたちがかがやける場を準備していただき、
感動しました。参加した生徒がキラキラしていました」等の感想が聞かれました。
F組 「色んな夢の叶え方を知ろう」
講師:渡辺淳之介さん(音楽プロデューサー・作詞家)
F組は、音楽プロデューサーや作詞家など多岐にわたる活動をされている渡辺先生から
夢を持つことの大切さについてご自身の経験を踏まえてお話いただいた後、
渡辺先生がプロデュースを手がけた、BiSHの曲でみんなで作詞を行いました。
歌詞をあてる作業が難しく感じている生徒も見られましたが、多くの生徒が一生懸命取り組み、
楽しく活動できている様子でした。
休憩中には、渡辺さんに直接質問をする生徒もおり、夢の捉え方について刺激を受けた様子が見られました。
今年の中高生交流会も、多くの生徒たちにとって忘れられない夏の思い出の一つになったようです。
講師の皆さんと過ごした時間、経験が、いつか、なにかのきっかけに繋がることを願っています。