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地域との連携

【レポート】ハードル選手・秋本真吾さんによる陸上教室が行われました

7月14日、広野小と川内小に大熊町出身・双葉高校のOBで元プロ陸上選手の秋本真吾さんが来校。

ふたばの教育復興応援団の為末大さんのご紹介で、サポーターとして子供たちに早く走るコツを伝授してくださいました。

 

●広野小学校

5、6年生を対象とした体育の時間に行われた特別授業。はじめに、プロのハードル走を披露してくれました。

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 プロの試合で使われるハードルは90〜100㎝もあるそう。だいたい小学生用のハードルを縦にした高さです。軽々と速く高く飛び越えていく姿に、子供達も先生も拍手喝さいでした。

 

 続いて、走るフォームを指導いただきました。一番の基本は姿勢、続いて足先に乗せる重心、腕振り、そしてスターティング。

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一つひとつ意識しながらフォームを整えることで、だんだん走りがよくなります。走り切った子供からは、思わず「いま超軽かったー!」との声が。

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みんな、走る楽しさを実感できたかな。

 

●川内小学校

川内小の授業には、3、4、5年生が参加。多くが陸上部で活動し、「走るの大好き!」という子供たち。

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「頭から串を刺したようにイメージして、姿勢を保って」

「かかとを少し浮かせてみよう。身体のバネのアキレス腱が固くなってるね」

 一つひとつの指導を熱心に聞き、意識しながら走ると、みるみるフォームがよくなっていきます。

最後には、秋本さんご自身の経験をもとに、夢に向かって本気で挑戦することの大切さをお話くださいました。

「僕は大会で負けても本気でやったから悔しいと思える。ふざけてやったら勝っても嬉しくないし、負けても悔しがれない。みんなも好きなことを見つけて、チャレンジすることを大切に本気で臨んでほしい。」

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 大熊町出身の秋本さんは、双葉郡への思いも人一倍。会津若松市に避難する大熊町の子供たちのために陸上クラブチームを立ち上げ、「ARIGATO OKUMA」というプロジェクトを主催しています。

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プロジェクトのチャリティTシャツを着て、広野小PTAを務める双葉高校時代の同級生の方も、応援にかけつけてくださいました。陸上部と野球部でそれぞれ活躍したお二人の久々の再会をパチリ。

秋本さんは「浜通りの学校をずっと訪問したいと思っていました。スポーツとキャリア教育を通じ、今後も双葉郡の子供たちに長期的に関わっていきたい」とお話くださいました。

 

 
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