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絆づくり

【第7回双葉郡小学校絆づくり交流会を開催】

小学校絆づくり交流会は、ふたばの未来を見据え、8町村の小学生が町村の垣根を越えての仲間づくりと、双葉郡内小学校の教職員同士の交流、情報交換を目的に毎年夏休みに開催しています。
今年も7月29日に8町村の小学生224名が大熊町立学び舎ゆめの森で、交流活動を行いました。その様子をご紹介します。

当日は、各学校の実行委員10名の先生方と「運営に携わりたい」と手を挙げてくれた8名の中高生実行委員が中心となり、プログラムを進めました。加えて、当日サポートの先生や中高生スタッフ、引率の先生など、数多くの方々にご協力をいただきました。

学び舎ゆめの森に到着した児童たちは、まず、全員がアリーナに集合し、開会式に備えました。中高生実行委員が、担当する学年のプラカードを持って、アリーナに入ってくる児童を誘導し、学年ごとに整列させます。自分たちが小学生の時に参加した「絆づくり交流会」に中高生として携わり、「自分が参加して楽しかったから、楽しませてあげたい」という思いの繋がりを感じました。

開会式の前に行ったアイスブレイクでは、じゃんけん大会や、ご当地○×クイズなど、

中高生が考えたレクリエーションを実施し、大いに盛り上がりました。

開会式は、中高生実行委員が中心となり、開会宣言。全員で写真を撮りました。

その後は、1,2年生の低学年グループ、3,4年生の中学年グループ、5,6年生の高学年グループに分かれ、それぞれが交流活動を行いました。

低学年グループは、アリーナの半分を使い、動物の名前の文字数でグループを作る「猛獣狩りへ行こうよ」や、じゃんけんに負けた人が勝った人の後ろにつながる「じゃんけん列車」、広げた新聞紙に風船を乗せて運ぶリレー「なかよくはこんでね」を行いました。「猛獣狩りへ行こうよ」では、長い名前のお題が出た時に、近くにいるお友達に声をかけ、グループを作り、できたグループで自己紹介を行いました。学校名と名前を言うところから始め、回数を重ねるごとに、好きな動物や好きな食べ物などを伝え合っていました。「なかよくはこんでね」では、新聞紙に乗せた軽い風船を慎重に運んでいる児童たちの姿が印象的でした。最後まで勝ち負けにこだわらず、みんなで楽しむことができました。

中学年グループは、わくわく本の広場を使って、誕生日が早い順に並ぶ「バースデーチェーン」このゲームは、声を出さずに指で数字を作ったり、ジェスチャーで表現したり、非言語コミュニケーションツールだけで誕生日が早い順に並ぶというもの。
答え合わせでは、1月~12月の順に長い列が出来上がり、誕生日を発表。何人か前後してしまったところもありましたが、驚くほどに大成功となりました。

その後は、グループに分かれて、お題に沿った、自分が好きなことをお友達に伝える「自己紹介」と、60個の紙コップを自由に使って高く積み上げる「紙コップタワー」を行いました。各グループがそれぞれ工夫を凝らした紙コップタワーを作りましたが、途中でくずれてしまうグループもあり、悲鳴や歓声が何度も本の広場に響いていました。

 

高学年グループは、校舎内の10か所に隠された問題を探し出し、謎を解く「謎解きウォークラリー」と、アリーナの半分を使い、新聞紙を使って一番高い新聞紙タワーを作ったチームが優勝という「新聞紙タワー選手権」を実施しました。

児童たちからは、「“謎”を探しながら学校探検ができて楽しかった」、「仲間と協力して謎解きをしたのが楽しかったし、絆が深まった」や、「新聞紙を高くするための考えがなかなか思い付かなかったから、みんなとアイディアを出し合った」、「別な学校の子と仲良くなれた」、「また会いたい」などの感想がありました。

 

交流活動終了後には、仲良くなったお友達と一緒にお弁当を食べることで更に交流を深め、閉会式、解散へとプログラムが進みます。

閉会式もアリーナに全員が集合し、中高生実行委員中心で進めました。児童たちから、感想を聞く場面では、次々に手が挙がり、「楽しかった」「新しいお友達ができた」等々、たくさんの感想をいただきました。

以上ですべてのプログラムが終了し、無事解散しました。
短い時間でしたが、夏休みの思い出の一つとして、来年も参加したいと思って欲しいですね。

そして、6年生の皆さんには、来年、中高生実行委員に手を挙げてもらい、未来へ繋がっていけば・・と願います。

 
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