1月23日、双葉郡内小中学校や県・町村教育委員会の先生たちが集まり、「ふるさと創造学」の在り方・進め方や地域復興へのかかわり方を考える研修会「教職員による子供未来会議」を開催しました。
会前半では、熊本県水俣市で「地元学ネットワーク」を主宰する吉本哲郎さんに、「ないものねだりをやめてあるもの探し 地元に学ぶ地元学から」と題した講話をいただきました。
水俣が環境都市となるまでの道のりや各地に広がる地元学の事例、地元学の考え方や取り組み方を、双葉郡への思いとともに語ってくださいました。また、水俣でお茶農家を営む天の製茶園の天野浩さんにも、水俣のお茶がブランド化されるまでの取り組みをお話いただきました。
後半では、「双葉郡ならではのふるさと創造学とは」をテーマにワールドカフェ形式で話し合いを行いました。
「そもそも、ふるさとって何だろう」「双葉にあるものは何だろう」など、自由な雰囲気の中、活発な意見交換が行われました。
机の上に敷いた模造紙に、出された意見や気づきを書いていきます。最後には一人ひとりが「ふるさと創造学」への思いや考えを綴りました。
双葉郡の子供たちの豊かな学びを創るため、先生たちも頑張っています。