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2015 7月

【案内】いわきに放課後学習会・フリースクールが開講します

このたび、双葉郡の子供たちを対象にした、大熊町主催による2つの学習支援拠点がいわき市内に開設されることになりました。1つは好間地区に開講する放課後学習会です。授業で学んだ内容の復習や家庭学習、学び直し等の学習サポートを行います。もうひとつは、いわき駅前LATOVに開講する不登校等の子供を対象としたフリースクールです。

 すでに開講中の双葉町・楢葉町の主催の学習会も含め、いわき市内のいずれの施設も主催町の児童・生徒に限らず、区域外就学生を含む8町村の子供の参加を受け入れるとしています。これらの取組は、当協議会での協議及び保護者の皆様へのアンケートを踏まえて行われたもので、子供たちの学力補充と家庭学習の補助のため、今後町村の垣根を越えた相互利用を目指していきます。

<いわき市内の放課後学習会>

※各学習会の詳細・参加申し込みは、主催する各町教育委員会にご確認下さい

図1

 

<フリースクール・ラトブサテライト>

学校に行きづらくなってしまった児童生徒のための学び舎で、学習支援スタッフのもと、パソコンを使ったり読書をしたり、自由に時間を過ごして自分なりの学習をすることができます。詳細は、大熊町教育委員会へお問い合わせください。
●夏休み中の開催日:  7月23日、28日、30日、8月3日、4日、18日、20日、25日、27日
●利用可能時間 :  12:00〜17:00
●場 所:  LATOV 6F

 

<各町学習支援拠点の利用についてのお問い合わせ・参加お申込み>
 大熊町 教育委員会教育総務課 電話:0242-26-3844
 楢葉町 教育委員会教育総務課 電話:0246-25-5561
 双葉町 教育委員会教育総務課 電話:0246-84-5210

 

 

【レポート】ハードル選手・秋本真吾さんによる陸上教室が行われました

7月14日、広野小と川内小に大熊町出身・双葉高校のOBで元プロ陸上選手の秋本真吾さんが来校。

ふたばの教育復興応援団の為末大さんのご紹介で、サポーターとして子供たちに早く走るコツを伝授してくださいました。

 

●広野小学校

5、6年生を対象とした体育の時間に行われた特別授業。はじめに、プロのハードル走を披露してくれました。

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 プロの試合で使われるハードルは90〜100㎝もあるそう。だいたい小学生用のハードルを縦にした高さです。軽々と速く高く飛び越えていく姿に、子供達も先生も拍手喝さいでした。

 

 続いて、走るフォームを指導いただきました。一番の基本は姿勢、続いて足先に乗せる重心、腕振り、そしてスターティング。

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一つひとつ意識しながらフォームを整えることで、だんだん走りがよくなります。走り切った子供からは、思わず「いま超軽かったー!」との声が。

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みんな、走る楽しさを実感できたかな。

 

●川内小学校

川内小の授業には、3、4、5年生が参加。多くが陸上部で活動し、「走るの大好き!」という子供たち。

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「頭から串を刺したようにイメージして、姿勢を保って」

「かかとを少し浮かせてみよう。身体のバネのアキレス腱が固くなってるね」

 一つひとつの指導を熱心に聞き、意識しながら走ると、みるみるフォームがよくなっていきます。

最後には、秋本さんご自身の経験をもとに、夢に向かって本気で挑戦することの大切さをお話くださいました。

「僕は大会で負けても本気でやったから悔しいと思える。ふざけてやったら勝っても嬉しくないし、負けても悔しがれない。みんなも好きなことを見つけて、チャレンジすることを大切に本気で臨んでほしい。」

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 大熊町出身の秋本さんは、双葉郡への思いも人一倍。会津若松市に避難する大熊町の子供たちのために陸上クラブチームを立ち上げ、「ARIGATO OKUMA」というプロジェクトを主催しています。

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プロジェクトのチャリティTシャツを着て、広野小PTAを務める双葉高校時代の同級生の方も、応援にかけつけてくださいました。陸上部と野球部でそれぞれ活躍したお二人の久々の再会をパチリ。

秋本さんは「浜通りの学校をずっと訪問したいと思っていました。スポーツとキャリア教育を通じ、今後も双葉郡の子供たちに長期的に関わっていきたい」とお話くださいました。

 

【レポート】富岡第一・第二中で、「ふるさと創造学」インタビュー活動が行われました!

 富岡第一・第二中学校で7月8日、総合的な学習の時間内の「ふるさと創造学」の取組として、富岡町の歴史や産業に詳しい地域の方々を招いたインタビュー活動が行われました。子供たちは学年ごとに設けられたテーマに沿って、仮設住宅や職場訪問を通じ、個人課題を設定。一人ひとり知りたい情報を聞き取れるよう事前に質問を練って臨みました。

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 当日はまず、富岡町のジオラマ模型を前に町の主任学芸員・三瓶秀文さんと主事学芸員の門馬健さんからさんから、遺跡調査や古文書を紐解いてわかってきた、富岡町の成り立ちについて講義を受けました。

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「警察署は覚えているかな?その下には化石がたくさん埋まっているんだよ。」

 陸前浜街道に位置した富岡地区は、古くから東西の交通拠点として、行き交う人々を受け入れながら栄えた場所。対して、桜で有名な夜ノ森地区は、鉄が採れたことなどから近代、工業で発展した地域だそう。三瓶さんは、「震災も含め、町がなぜこうした道のりを辿ってきたかを考え、これからを考える材料にしてほしい」と話しました。

  続いて、はじまったインタビュー活動。講師陣は、先の二人に加え、役場総務課参事の滝沢一美さん、小浜行政区長・熊耳自治会長の松本政喜さん、(有)大原本店の大原弘道さん、諏訪神社宮司の宇佐神幸一さん、観陽亭社長の遠藤義之さん、そうそう絆サロン世話人の遠藤祝穂さんと総勢8名。子供たちは順々に講師の方々を回り、対面形式で話を聞いていきました。

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「“ろうそく岩”ってどうしてできたんですか」

「もともと出っ張っていたところが、浸食されて細くなったんだよ」

  「浸食って理科で習ったね」

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「商店街のイベントはどんなものがあったんですか」

「一番大きいのは、やっぱりえびす講だね。そしてパレードもやったね」

 指導にあたった富岡一中の櫻田弘樹先生は、「同じ場所や行事でも、講師の方それぞれの個人的な思い出など、異なるお話が出てくる。本やインターネットでは得られないこと」と地域の方々の交流の大切さを話します。
 これから集めた情報を整理分析して、学習発表会や双葉郡の小中高生が集まる「ふるさと創造学サミット」に向けてまとめていくそう。今後の活動が楽しみですね。

 会場なったのは、この6月に完成した仮設体育館。新しく広々とした空間で、バドミントン部、卓球部、総合文化部の活動も始まっています。

 

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